7. コンパス

このプロジェクトでは、Zeus Carをコンパスとして使用します。 まず方向を設定し、その後車をどのように回転させても、設定した方向を向くようになります。

注釈

Zeus Carの近くに電気ワイヤが存在する場合、電磁場がqmc6310モジュールの動作に干渉して、車の進行方向が変わる可能性があります。

操作方法

  1. ESP32-CAMとArduinoボードは、RX(受信)およびTX(送信)のピンが共有されています。コードをアップロードする際は、まずESP32-CAMを切断して、コンフリクトや潜在的な問題を避けてください。

    ../_images/unplug_cam1.png
  2. zeus-car-main\examples\7_compass のパスから 7_compass.ino ファイルを開きます。

  3. コードが正常にアップロードされたら、電源スイッチをONにしてZeus Carを起動します。

  4. まず、qmc6310モジュールをキャリブレートしましょう。

    • 車を地面に置く(電線が密集している場所から離れるように注意してください)。

    • ir_mute を押すと、車はその場で回転します。

    • その場所の磁場が完全に記録されるまで停止します。

    • 2分以上停止しない場合は、 ir_power を押して停止させ、別の場所で続行できます。

  5. 車を向かせたい方向に向け、 ir_play を押します。その後、車をどのように回転させても、ゆっくりと設定した方向に戻ります。

  6. 地面とテーブルの磁場は異なり、再キャリブレーションが必要です。