MPR121モジュール

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  • 3.3V: 電源供給

  • IRQ: アクティブローのオープンコレクタ割り込み出力ピン

  • SCL: I2Cクロック

  • SDA: I2Cデータ

  • ADD: I2Cアドレス選択入力ピン。ADDRピンをVSS、VDD、SDA、SCLラインに接続すると、それぞれのI2Cアドレスは0x5A、0x5B、0x5C、0x5Dになります。

  • GND: グラウンド

  • 0~11: 電極0~11、電極はタッチセンサーです。通常、電極は金属片やワイヤーで構成されています。しかし、ワイヤーの長さや電極が乗っている材料によっては、センサーのトリガーが難しくなる場合があります。そのため、MPR121では電極のトリガーおよびアントリガーに必要な設定を行うことができます。

MPR121概要

MPR121は、初代MPR03xシリーズデバイスのリリース後の第二世代の静電容量式タッチセンサーコントローラーです。MPR121には、内部のインテリジェンスが強化され、主な追加点としては電極数の増加、ハードウェアで設定可能なI2Cアドレス、デバウンスを備えた拡張フィルタリングシステム、および自動構成が組み込まれた完全に独立した電極があります。このデバイスには、多重化されたセンシング入力を使用して近接検出を行うための13番目のシミュレーションされたセンシングチャネルも備えています。

特長

  • 低消費電力動作
    • 1.71Vから3.6Vまでの供給動作

    • 16msのサンプリング間隔での29μAの供給電流

    • 3μAのストップモード電流

  • 12の静電容量センシング入力
    • 8つの入力はLEDドライバーおよびGPIOとして多機能

  • 完全なタッチ検出
    • 各センシング入力に対する自動構成

    • 各センシング入力に対する自動キャリブレーション

    • タッチ検出のためのタッチ/リリース閾値およびデバウンス

  • I2Cインターフェース、割り込み出力付き

  • 3mm x 3mm x 0.65mm 20リードQFNパッケージ

  • -40°Cから+85°Cの動作温度範囲