2.9 温湿度の読取り

前のプロジェクトではステージモードを使用していましたが、アップロードモードでしか使用できない機能もあります。例えば、シリアル通信の機能です。このプロジェクトでは、 アップロードモード のシリアルモニターを使用して、DHT11の温湿度を表示します。

../_images/11_serial.png

学べること

必要な部品

このプロジェクトには以下のコンポーネントが必要です。

一式を購入することは非常に便利です。リンクはこちらです:

名前

このキットのアイテム

リンク

3 in 1 Starter Kit

380+

3 in 1 Starter Kit

以下のリンクから別々に購入することもできます。

コンポーネントの紹介

購入リンク

SunFounder R3ボード

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ブレッドボード

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ジャンパーワイヤー

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DHT11 湿度温度センサ

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回路の作成

DHT11のデジタル温湿度センサーは、温度と湿度の較正されたデジタル信号出力を含む複合センサーです。

次の図に従って回路を組み立ててください。

../_images/dht11_circuit.png

プログラミング

1. 拡張の追加

Upload モードに切り替え、左下の Add Extension ボタンをクリックし、 Communication を選択して追加します。それがパレットエリアの最後に表示されます。

../_images/11_addcom.png

2. Arduino Unoとシリアルモニターの初期化

Upload モードでArduino Unoを起動し、シリアルポートのボーレートを設定します。

  • [Arduino起動時]: Upload モードでArduino Unoを起動します。

  • [シリアルボーレートを設定]: Communications パレットから、シリアルポート0のボーレートを設定します。デフォルトは115200です。Mega2560を使用している場合は、シリアルポート0~3でボーレートを設定することができます。

../_images/11_init.png

3. 温度と湿度の読取り

温度と湿度をそれぞれ保存するための2つの変数 temhumi を作成します。ブロックをドラッグ&ドロップすると、コードが右側に表示されます。

../_images/11_readtem.png

4. シリアルモニターに表示

読み取った温度と湿度をシリアルモニターに書き込みます。転送が速すぎてPictoBloxがジャムを起こすのを避けるため、[wait seconds]ブロックを使用して、次回の印刷のための一定の時間間隔を追加します。

../_images/11_writeserial.png

5. コードのアップロード

Stage モードとは異なり、 Upload モードのコードは、効果を見るために Upload Code ボタンを使用してArduinoボードにアップロードする必要があります。このようにして、USBケーブルを抜いてもプログラムが実行され続けます。

../_images/11_upload.png

6. シリアルモニターの起動

今、 Serial Monitor を開き、温度と湿度を確認します。

../_images/11_serial.png