ライントラッキングモジュール¶
S: 通常は低レベル、黒いラインが検出されたときには高レベル。
V+: 電源供給、3.3v~5V
G: グラウンド
このモジュールは1チャンネルのライントラッキングモジュールで、名前が示す通り、白い背景上の黒いラインや黒い背景上の白いラインを追跡します。
モジュールにはTCRT5000赤外線センサが使用されており、赤外線LED(青色)と感光トリプレット(黒色)で構成されています。
青色の赤外線LEDは、電源が入ると人間の目には見えない赤外線を放射します。
赤外線を受け取るために使用される黒いフォトトランジスタは、内部に抵抗を持っており、この抵抗は受け取った赤外線の量によって変化します。赤外線を多く受け取れば抵抗は低下し、その逆も同様です。
モジュールにはLM393コンパレータがあり、これはフォトトランジスタの電圧とセット電圧(ポテンショメータで調整)を比較するために使用されます。それがセット電圧よりも大きい場合、出力は1となり、それ以外の場合は0となります。
したがって、赤外線放射管が黒い表面に照射されると、黒は光を吸収するため、感光トランジスタが受け取る赤外線は減少し、その抵抗は増加します(電圧上昇)。LM393コンパレータを通過後、高レベルを出力します。
同様に、白い表面に照射すると、反射光は増加し、感光トランジスタの抵抗は減少します(電圧低下);したがって、コンパレータは低レベルを出力し、指示LEDが点灯します。
特徴
赤外線放射センサTCRT5000を使用
検出距離: 1-8mm、焦点距離2.5mm
コンパレータ出力信号がクリアで、波形が良く、駆動能力が15mA以上
感度調整のためのポテンショメータを使用
動作電圧: 3.3V-5V
デジタル出力: 0(白)と1(黒)
幅広い電圧のLM393コンパレータを使用。
サイズ: 42mmx10mm
例
3.4 ラインを検出する (基本プロジェクト)
4. ライン追従 (車のプロジェクト)