ポテンショメーター

../_images/potentiometer.png

ポテンショメーターは3つの端子を持つ抵抗成分でもあり、その抵抗値は一定の変動に応じて調整することができます。

ポテンショメーターにはさまざまな形、サイズ、値がありますが、以下の共通点があります。

  • 3つの端子(または接続点)を持っています。

  • 抵抗を変化させるためのノブ、ネジ、またはスライダーがあります。これは中央の端子と外側の端子の一方との間の抵抗を変化させるために動かすことができます。

  • ノブ、ネジ、またはスライダーが動かされると、中央の端子と外側の端子の一方との間の抵抗は0Ωからポテンショメーターの最大抵抗まで変わります。

以下は、ポテンショメーターの回路記号です。

../_images/potentiometer_symbol.png

回路におけるポテンショメーターの機能は以下の通りです:

  1. 電圧分配器としての役割

    ポテンショメーターは、連続的に調整可能な抵抗器です。ポテンショメーターのシャフトやスライドハンドルを調整すると、可動接点が抵抗体上をスライドします。このとき、ポテンショメーターに印加される電圧と、可動アームが回転した角度や移動した距離に応じて電圧が出力されます。

  2. レオスタットとしての役割

    ポテンショメーターをレオスタットとして使用する場合、中央のピンと他の2つのピンのいずれかを回路に接続します。こうすることで、移動接触の移動範囲内でスムーズに変化する抵抗値を取得できます。

  3. 電流コントローラーとしての役割

    ポテンショメーターが電流コントローラーとして動作する場合、スライド接触端子を出力端子の一方として接続する必要があります。

ポテンショメーターについての詳細はこちらを参照してください: ポテンショメーター - Wikipedia