LED

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半導体発光ダイオードは、PN接合を通じて電気エネルギーを光エネルギーに変換する部品の一つです。波長によって、レーザーダイオード、赤外線発光ダイオード、そして通常LEDとして知られる可視光発光ダイオードに分類できます。

ダイオードは一方向の導電性を持っているため、図の回路記号に示される矢印の方向に電流が流れます。陽極には正の電力を、カソードには負を供給する必要があります。そうするとLEDは点灯します。

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LEDには2つのピンがあります。長い方が陽極、短い方がカソードです。逆に接続しないように注意してください。LEDには一定の順方向電圧降下が存在するため、直接回路に接続することはできません。供給電圧がこの降下を超えてLEDが焼ける原因となるからです。赤、黄、緑のLEDの順方向電圧は1.8 Vで、白色のものは2.6 Vです。ほとんどのLEDは最大20 mAの電流に耐えることができるので、直列に電流制限抵抗を接続する必要があります。

抵抗値の計算式は以下の通りです:

R = (Vsupply – VD)/I

ここで、 R は電流制限抵抗の抵抗値、 Vsupply は供給電圧、 VD は電圧降下、 I はLEDの動作電流を示します。

LEDの詳細な紹介はこちら: LED - Wikipedia