2.6 低温アラーム

このプロジェクトでは、温度が閾値以下になると、ステージ上に Snowflake スプライトが現れる低温アラームシステムを作ります。

../_images/9_tem.png

必要な部品

このプロジェクトには、以下のコンポーネントが必要です。

全キットを購入すると便利です。こちらがリンクです:

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このキットのアイテム

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ESP32 Starter Kit

下記のリンクから個別に購入することもできます。

コンポーネントの紹介

購入リンク

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ジャンパーワイヤ

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抵抗器

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サーミスタ

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学べること

  • サーミスターの原理

  • 複数変数と減算操作

回路の構築

サーミスターは、標準の抵抗器よりも温度に強く依存する抵抗器であり、PTC(温度が上がると抵抗が上がる)とPTC(温度が上がると抵抗が下がる)の2種類があります。

以下の図に従って回路を組み立ててください。

サーミスターの一端をGNDに、もう一端をピン35に接続し、10K抵抗を5Vに直列に接続します。

ここで使用されるNTCサーミスターは、温度が上昇するとサーミスターの抵抗が下がり、ピン35の電圧分割が下がり、ピン35から得られる値が下がり、逆に上がります。

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プログラミング

1. スプライトを選択

デフォルトのスプライトを削除し、スプライトエリアの右下にある Choose a Sprite ボタンをクリックし、検索ボックスに Snowflake と入力してからクリックして追加します。

../_images/9_snow.png

2. 2つの変数を作成

beforecurrent の2つの変数を作成し、異なるケースのピン35の値を保存します。

../_images/9_va.png

3. ピン35の値を読む

緑の旗がクリックされたら、ピン35の値を読み取って変数 before に保存します。

../_images/9_before.png

4. ピン35の値を再度読む

[forever]でピン35の値を再度読み取り、変数 current に保存します。

../_images/9_current.png

5. 温度変化を判断する

[if else] ブロックを使用して、ピン35の現在の値がbeforeより200以上かどうかを判断し、温度が下がったことを表します。この場合は Snowflake スプライトを表示し、そうでない場合は隠します。

  • [-] & [>]: Operators パレットからの減算および比較演算子。

../_images/9_show.png