2.6 低温アラーム¶
このプロジェクトでは、温度が閾値以下になると、ステージ上に Snowflake スプライトが現れる低温アラームシステムを作ります。
必要な部品¶
このプロジェクトには、以下のコンポーネントが必要です。
全キットを購入すると便利です。こちらがリンクです:
名前 |
このキットのアイテム |
リンク |
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ESP32 Starter Kit |
320+ |
下記のリンクから個別に購入することもできます。
コンポーネントの紹介 |
購入リンク |
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- |
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学べること¶
サーミスターの原理
複数変数と減算操作
回路の構築¶
サーミスターは、標準の抵抗器よりも温度に強く依存する抵抗器であり、PTC(温度が上がると抵抗が上がる)とPTC(温度が上がると抵抗が下がる)の2種類があります。
以下の図に従って回路を組み立ててください。
サーミスターの一端をGNDに、もう一端をピン35に接続し、10K抵抗を5Vに直列に接続します。
ここで使用されるNTCサーミスターは、温度が上昇するとサーミスターの抵抗が下がり、ピン35の電圧分割が下がり、ピン35から得られる値が下がり、逆に上がります。
プログラミング¶
1. スプライトを選択
デフォルトのスプライトを削除し、スプライトエリアの右下にある Choose a Sprite ボタンをクリックし、検索ボックスに Snowflake と入力してからクリックして追加します。
2. 2つの変数を作成
before と current の2つの変数を作成し、異なるケースのピン35の値を保存します。
3. ピン35の値を読む
緑の旗がクリックされたら、ピン35の値を読み取って変数 before に保存します。
4. ピン35の値を再度読む
[forever]でピン35の値を再度読み取り、変数 current に保存します。
5. 温度変化を判断する
[if else] ブロックを使用して、ピン35の現在の値がbeforeより200以上かどうかを判断し、温度が下がったことを表します。この場合は Snowflake スプライトを表示し、そうでない場合は隠します。
[-] & [>]: Operators パレットからの減算および比較演算子。