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2.1.7 ポテンショメータ (MCP3008)

注釈

../_images/mcp3008_and_adc0834.jpg

キットのバージョンによって ADC0834MCP3008 が含まれています。自分のキットに合ったセクションに従ってください。

概要

ADC 機能はアナログ信号をデジタル値に変換するために使用されます。 この実験では MCP3008 ADC チップを使用して変換を行います。 ポテンショメータを使って可変電圧を生成し、その値を MCP3008 がデジタル値に変換し、Raspberry Pi で読み取り処理を行います。

必要な部品

このプロジェクトでは以下の部品を使用します。

../_images/list2_2.1.4_potentiometer.png

キット一式で購入するのが便利です。リンクはこちら:

名前

キット内の部品数

リンク

Raphael Kit

337

Raphael Kit

個別に購入する場合は以下のリンクを参照してください。

部品名

購入リンク

GPIO拡張ボード

購入

ブレッドボード

購入

ジャンパーワイヤー

購入

抵抗器

購入

LED

購入

ポテンショメータ

購入

MCP3008

-

回路図

T-Board 名称

物理ピン

WiringPi

BCM

SPICE0

pin24

10

8

SPIMOSI

pin19

12

10

SPIMISO

pin21

13

9

SPISCLK

pin23

14

11

GPIO22

pin15

3

22

../_images/schematic_2.1.7_potentiometer_mcp3008.png

実験手順

ステップ 1: 回路を組み立てます。

../_images/july24_2.1.7_potentiometer_mcp3008.png

注釈

図の配置に従ってチップを正しく配置してください。チップの溝が左側に来るように置いてください。

ステップ 2: SPI インターフェースを設定し、 spidev ライブラリをインストールします(詳細は SPI 設定 を参照)。すでに完了している場合はこのステップを省略できます。

ステップ 3: コードファイルを開きます。

cd ~/raphael-kit/python

ステップ 4: 実行します。

sudo python3 2.1.7-2_Potentiometer.py

コードを実行すると、ポテンショメータのつまみを回すことで LED の明るさが変化します。

警告

RuntimeError: Cannot determine SOC peripheral base address というエラーが出た場合は、「gpiozero」が動作しない場合。 を参照してください。

コード

注釈

コードの変更/リセット/コピー/実行/停止 が可能です。 ただしその前に raphael-kit/python ディレクトリに移動してください。 コードを変更した後、直接実行して結果を確認できます。

#!/usr/bin/env python3

import spidev
import time
import RPi.GPIO as GPIO

PWM_PIN = 22

GPIO.setmode(GPIO.BCM)
GPIO.setup(PWM_PIN, GPIO.OUT)

pwm = GPIO.PWM(PWM_PIN, 1000)
pwm.start(0)

spi = spidev.SpiDev()
spi.open(0, 0)
spi.max_speed_hz = 1000000

def read_adc(channel):
    if channel < 0 or channel > 7:
        return -1
    adc = spi.xfer2([1, (8 + channel) << 4, 0])
    value = ((adc[1] & 3) << 8) | adc[2]
    return value

def MAP(x, in_min, in_max, out_min, out_max):
    return (x - in_min) * (out_max - out_min) / (in_max - in_min) + out_min

try:
    while True:
        res = read_adc(0)
        print('res = %d' % res)
        duty_cycle = MAP(res, 0, 1023, 0, 100)
        pwm.ChangeDutyCycle(duty_cycle)
        time.sleep(0.2)
except KeyboardInterrupt:
    pass
finally:
    pwm.stop()
    GPIO.cleanup()
    spi.close()

コード解説

  1. RPi.GPIO は PWM 信号を生成して LED を制御するために使用します。 spidev は MCP3008 との SPI 通信に使用します。 time はループの遅延に使用します。

    import spidev
    import time
    import RPi.GPIO as GPIO
    
  2. GPIO22 を PWM 出力に設定し、1kHz で初期化します。 SPI はバス 0, CE0 で動作し、速度は 1MHz に設定します。

    PWM_PIN = 22
    GPIO.setmode(GPIO.BCM)
    GPIO.setup(PWM_PIN, GPIO.OUT)
    pwm = GPIO.PWM(PWM_PIN, 1000)
    pwm.start(0)
    spi = spidev.SpiDev()
    spi.open(0, 0)
    spi.max_speed_hz = 1000000
    
  3. read_adc 関数は MCP3008 から指定チャネルのアナログ値を読み取り、10 ビット整数 (0–1023) を返します。

    def read_adc(channel):
        if channel < 0 or channel > 7:
            return -1
        adc = spi.xfer2([1, (8 + channel) << 4, 0])
        value = ((adc[1] & 3) << 8) | adc[2]
        return value
    
  4. MAP 関数は、ある数値範囲を別の範囲に変換します。ADC 値を PWM デューティ比に変換するために使用されます。

    def MAP(x, in_min, in_max, out_min, out_max):
        return (x - in_min) * (out_max - out_min) / (in_max - in_min) + out_min
    
  5. メインループでは、MCP3008 の CH0 からアナログデータを読み取り、PWM デューティ比 (0–100%) に変換して LED の明るさを制御します。 0.2 秒ごとに更新され、Ctrl+C で終了すると PWM を停止し、GPIO を解放して SPI を閉じます。

    try:
        while True:
            res = read_adc(0)
            print('res = %d' % res)
            duty_cycle = MAP(res, 0, 1023, 0, 100)
            pwm.ChangeDutyCycle(duty_cycle)
            time.sleep(0.2)
    except KeyboardInterrupt:
        pass
    finally:
        pwm.stop()
        GPIO.cleanup()
        spi.close()