1.4 ライブラリのインストール(重要)

ライブラリとは、Arduino IDEの機能を拡張するための事前に書かれたコードや関数の集まりです。ライブラリを利用することで、様々な機能の用意されたコードを使用でき、複雑な機能のコーディングにかかる時間や労力を節約できます。

ライブラリをインストールする主な方法は2つあります:

ライブラリマネージャーからのインストール

多くのライブラリはArduinoライブラリマネージャーを通じて直接利用可能です。ライブラリマネージャーにアクセスするには、次の手順に従ってください:

  1. Library Manager で、希望のライブラリを名前で検索するか、異なるカテゴリーを閲覧します。

    注釈

    ライブラリのインストールが必要なプロジェクトでは、どのライブラリをインストールするかを示すプロンプトが表示されます。"ここではDHTセンサーライブラリが使用されていますので、ライブラリマネージャーからインストールしてください"といった指示に従ってください。プロンプトに従って推奨されるライブラリをインストールしてください。

    ../../_images/install_lib3.png
  2. インストールしたいライブラリを見つけたら、それをクリックし、次に Install ボタンをクリックします。

    ../../_images/install_lib2.png
  3. Arduino IDEは自動的にライブラリをダウンロードしてインストールします。

手動でのインストール

Library Manager を通じて利用できないライブラリもあり、それらは手動でインストールする必要があります。これらのライブラリをインストールするには、次の手順に従ってください:

  1. Arduino IDEを開き、 Sketch -> Include Library -> Add .ZIP Library に進みます。

    ../../_images/a2dp_add_zip.png
  2. ライブラリファイルが置かれているディレクトリ(例えば esp32-starter-kit\c\libraries フォルダ)に移動し、希望のライブラリファイル(例えば ESP32-A2DP.zip)を選択してから、 Open をクリックします。

    ../../_images/a2dp_choose.png
  3. しばらくすると、インストールが成功したことを示す通知が表示されます。

    ../../_images/a2dp_success.png
  4. ESP8266Audio.zip ライブラリを追加するには、同じプロセスを繰り返します。

注釈

上記のいずれかの方法でインストールしたライブラリは、Arduino IDEのデフォルトのライブラリディレクトリにあります。通常は C:\Users\xxx\Documents\Arduino\libraries に位置しています。

ライブラリディレクトリが異なる場合は、 File -> Preferences に進むことで確認できます。

../../_images/install_lib1.png