Arduinoボードへのスケッチのアップロード方法

このセクションでは、先ほど作成したスケッチをArduinoボードにアップロードする方法、およびいくつかの注意点について学びます。

1. ボードとポートの選択

Arduinoの開発ボードには通常、USBケーブルが付属しています。これを使ってボードをコンピュータに接続します。

Arduino IDEで正しい ボードポート を選択します。通常、Arduinoボードはコンピュータに自動的に認識され、ポートが割り当てられるので、ここで選べます。

../_images/board_port.png

もしボードが既に接続されているが認識されない場合は、 ボードマネージャArduino AVR Boards セクションで INSTALLED ロゴが表示されているか確認します。表示されていなければ、少し下にスクロールして INSTALL をクリックしてください。

../_images/upload1.png

特にUNO R4の場合は、 ボードマネージャ"UNO R4" と検索し、対応するライブラリがインストールされているか確認します。

../_images/install_uno_r4_lib.png

問題が解消されない場合、Arduino IDEを再開し、Arduinoボードを再接続するとほとんどの問題が解決します。また、 ツール(Tools) -> ボード(Board) または ポート(Port) を選ぶこともできます。

2. スケッチの確認

「検証」ボタンをクリックすると、スケッチがエラーがないかコンパイルされます。

../_images/sp221014_174532.png

文字をいくつか削除したり、誤って数文字入力した場合など、エラーを見つけるためにこの機能を使用できます。メッセージバーから、どの種類のエラーがどこで発生したか確認できます。

../_images/sp221014_175307.png

エラーがない場合、以下のようなメッセージが表示されます。

../_images/sp221014_175512.png

3. スケッチのアップロード

上記の手順が完了したら、「書き込み」ボタンをクリックして、このスケッチをボードにアップロードします。

../_images/sp221014_175614.png

成功すると、以下のようなプロンプトが表示されます。

../_images/sp221014_175654.png

同時に、ボード上のLEDが点滅します。

../_images/1_led.jpg

スケッチがアップロードされた後、Arduinoボードは電源が供給されると自動的にスケッチを実行します。この実行中のプログラムは、新しいスケッチをアップロードすることで上書きされます。