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リモートデスクトップ¶
Raspberry Piのデスクトップをリモートで操作する方法は2つあります。
VNC と XRDP 、いずれも使用可能です。
VNC¶
VNCを使ってリモートデスクトップ機能を利用できます。
VNCサービスの有効化
VNCサービスはシステムにインストール済みですが、デフォルトでは無効です。設定で有効にする必要があります。
ステップ1
以下のコマンドを入力します:
sudo raspi-config
ステップ2
キーボードの下矢印キーを押して 3 Interfacing Options を選び、 Enter キーを押します。
ステップ3
P3 VNC
ステップ4
Yes -> OK -> Finish を選択して設定を終了します。
VNCへのログイン
ステップ1
パーソナルコンピュータに VNC Viewer をダウンロードしてインストールします。インストールが完了したら、開きます。
ステップ2
"New connection"を選択します。
ステップ3
Raspberry PiのIPアドレスと任意の Name を入力します。
ステップ4
作成した connection をダブルクリックします:
ステップ5
ユーザー名(デフォルトは pi )とパスワード(デフォルトは raspberry )を入力します。
ステップ6
これでRaspberry Piのデスクトップが表示されます:
VNC部分は以上です。
XRDP¶
リモートデスクトップの別の方法として、XRDPがあります。これは、RDP(Microsoft Remote Desktop Protocol)を使用してリモートマシンへのグラフィカルなログインを提供します。
XRDPのインストール
ステップ1
SSHを使用してRaspberry Piにログインします。
ステップ2
以下の指示に従ってXRDPをインストールします。
sudo apt-get update
sudo apt-get install xrdp
ステップ3
次に、インストールが始まります。
"Y"を入力し、"Enter"キーを押して確認します。
ステップ4
インストールが完了したら、Windowsのリモートデスクトップアプリケーションを使用してRaspberry Piにログインします。
XRDPへのログイン
ステップ1
Windowsユーザーの場合は、Windowsに付属するリモートデスクトップ機能を使用できます。Macユーザーの場合は、App StoreからMicrosoft Remote Desktopをダウンロードして使用できます。次の例はWindowsリモートデスクトップです。
ステップ2
Run(WIN+R)で"mstsc"と入力し、リモートデスクトップ接続を開きます。次に、Raspberry PiのIPアドレスを入力し、"接続"をクリックします。
ステップ3
すると、xrdpのログインページが表示されます。ユーザー名とパスワードを入力し、"OK"をクリックしてください。初めてログインする際のユーザー名は"pi"、パスワードは"raspberry"です。
ステップ4
これで、リモートデスクトップを使用してRPiに成功裏にログインしました。
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