色検出

PiCar-X はカメラを内蔵していてEzblock プログラムで物体検出と色認識コードを利用できます。 このセクションではEzblock を使用して色検出のプログラムを作成します。

注釈

このセクションを試す前にRaspberry Pi カメラの FFC ケーブルが正しくしっかりと接続されていることを確認してください。 FCC ケーブルを確実に接続するための詳細な手順については、部品リストと組み立て説明書 を参照してください。

このプログラムでは、Ezblock 最初に検出される色(の色相彩度値 (HSV) 空間範囲)を指定し、次に OpenCV を使用して(HSV範囲内の)色を処理してバックグラウンド ノイズを除去し、最後に一致した色に関する情報をまとめます。

Ezblockには、PiCar-X用の「赤」「オレンジ」「黄」「緑」「青」「紫」の6色モデルがあります。 次の PDF にカラー カードが用意されており、カラー プリンターで印刷する必要があります。

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注釈

印刷された色は、プリンターのトナーの違い、または印刷用紙のわずかな色の違いなどによって、Ezblock カラー モデルとはわずかに異なる色合いになる場合があります。 これにより、色認識の精度が低下する可能性があります。

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ティップス

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Remote Control のページで。ビデオのモニター画面をドラッグしてリモコン画面に設置します。 ビデオ・モニターの使用方法の詳細については、こちらの Ezblock ビデオに関するチュートリアルを参照してください: How to Use the Video Function?

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camera monitor のブロックを on にすると Remote Control のページのモニター画面にカメラで捉えている映像を表示できます。 注: camera monitoroff にするとモニター画面への表示は行われませんが、色検出機能はそのまま動作しています。

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color detection ブロックを使用して、色検出を有効にします。 注: 一度に検出できる(設定できる)色は 1 つだけです。

例:

注釈

  • 次の例を参考にしてプログラムを作成してください。またチュートリアルを参照してください。How to Create a New Project?.

  • またはEzBlock Studioの Examples 画面から「 Color Detection 」を探し RunEdit を直接クリックしてください。

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